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効果音 Ver.1.0　＆　ピンポンブー　

　　どの教室にもＰＣや電子黒板が配置されるようになってきました。通常は授業に効果音は必要ありませせん（むしろ邪魔）が，シチュエーションによっては，効果音が欲しい場面もあるでしょう。雰囲気がもりあがって，楽しい活動ができる可能性もあります。ソフトとハードの両面からアプローチしてみます。


★★★★「効果音」（ソフト）★★★★

★主な機能と特徴（ソフト）
・当ソフトは効果音を出すだけに特化したものなので，それだれであれば他のソフトの利用も考えられます。
　音ファイル（WAVやMP3）をダブルクリックすれば，Media Player が再生してくれますが，まとめて配置し，ワンクリックで再生できる点で便利かもしれません。
・Excel2007とExcel2010以降とは別のファイルになっています。
・効果音に使える音ファイルとして，WAV，MP3，MIDIが使えます。

・本システムには，次のファイルが含まれています。
　　・効果音10.txt 　…　本説明ファイル
　　・効果音10.xlsm　…　Excel2010〜2019用
　　・？？？？.mp3　…　サンプル効果音ファイル（著作権に注意してください）

★使用環境 　　　　・Windows 7,8,10　　+　　Excel 2010,2013,2016,2019

★ダウンロード 　　　　 sound10.zip（372kB）　…　Excel2007,2010,2013用のブック２つとサンプル音ファイルが同梱されています。

★よくある質問
Ｑ１．音ファイルの再生にあたって注意すべきことはありますか。
　効果音（音楽）ファイルを，同じフォルダ内に置いてください。ファイルが見つからなくても，特にエラーメッセージは出ません。
　また，WEB上にフリーの音ファイルが無数にありますが，著作権に注意してください。教員は著作権法35条の例外規定に慣れ過ぎている傾向があります。いくら教室内でもCDをコピーして再生してよいという訳ではありません。音ファイルについても同様です。LINEのスタンプでも売り買いされる訳ですから，たかが２〜３秒の音にも著作権が発生すると思われます。ダウンロード先でフリーかどうかをよく確認されることをお勧めします。

★スクリーンショット




★★★★「ピンポンブー」（ハード）★★★★

★自作の経緯
　効果音を出すだけなら，Windows Media Playerや上記「効果音Ver.1.0」を使えばよいのですが，ＰＣとExcelの起動，電子黒板など音響機器など準備が大変です。欲しいときに，すぐには使えないのが欠点です。また，�潟Wグから「ピンポンブー」という宴会グッズが，Amazon経由で1000円前後で発売されています。しかし，これは音量が足りません。10人程度の小グループならよいのですが，とても20人以上の教室では物足りません。スマホやタブレットではいかがでしょうか。やはり音量不足ではありませんか。
　　そこで，簡単な回路を考えて効果音発生器「ピンポンブー」を自作することにしました。次のような方針で開発してみました。
　　・片手で，移動・操作ができる。
　　・スイッチを入れればすぐ使える。
　　・教室内に聞こえる音量を発生できる。単三乾電池８個(12V)にして，音量を稼ぎ，寿命を延ばす。
　　・回路を簡単にするため，「ピンポン」音と「ブー」音だけに限定する。
　　・材料は，通販で入手可能な範囲で，2000円以内で制作できる。

★使い方
　　・電源を入れます。（ボリュームは事前に設定しておきます）
　　・青いボタンで「ピンポーン」音，赤いボタンで「ブー」音が鳴ります。
　○実際の音（mp3ファイルで，10秒）
　　　ここをクリックすると，実際に録音した音が再生されます。

★回路図と基板

　

　○規格
　　　・電源電圧　…　6〜12V（定格：12V）
　　　・待機電流　…　12V時12mA（アルカリ乾電池でONのまま約２ヶ月）
　　　・最大音量時の電流　…　120mA
　　　・スピーカー出力　…　約1W
　　　・大きさ（突出部を除く）　…　W85×D65×H100mm
　　　・重さ　…　約150g（乾電池８個を入れると約350g）

★ダウンロード
　　　マニュアル「pinponboo2.pdf」（836kB）　…　作成するために必要な詳細情報や動作原理などが収録されています。